今年3月8日の国際女性デーに、マリンは国連総会の壇上に立ち、聴衆にこう語りかけた。

「世界の半数は女性であるにも関わらず、この議場で聞くのは男性の声ばかり。
国連加盟国193カ国のうち、女性の元首や首脳はわずか21カ国です」

世界一幸せな国とされるフィンランドでは、これまでも女性議員によって多くの変革がなされてきた。
男性の有給育児休業取得や子育ての公的支援、無料の学校給食などの政策もその一例だ。
マリンは「ジェンダーギャップを解消する政策の実現には、まず政策を決定する高官ポストに多くの女性を置くことが最善です」と強調。
そしてこう訴えた。

「ジェンダー平等は、あらゆる性別・世代の人に大きな利益をもたらします。
この価値を認識し、真のインクルージョンが実現すれば、
私たちの行動や目指すべきゴールの障壁となる固定観念から、自分たちを解き放つことができるのです」

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