水面下で進むプロ野球「16球団構想」 賛成か反対か、ファンの意見はどっち?

スポーツナビでは2021年12月7日から12日にかけて、プロ野球ファンの間でも賛否が分かれる4つのテーマ「クライマックスシリーズ不要論」
「セ・リーグDH制」「16球団構想」「ワンポイントリリーフ禁止」について、ユーザーアンケートを実施した(投票数約17,000)。

今回は2020年に浮上したプロ野球「16球団構想」に関する調査結果を、ユーザーの声とともに紹介していこう。
皆さんは、エクスパンション(球団拡張)に賛成ですか? それとも反対ですか?

急浮上した「16球団構想」
「16球団構想について」全体の調査結果

2004年、プロ野球界に激震が走った。

オリックスと大阪近鉄の合併に端を発した「球界再編騒動」。オリックスと近鉄のみならず、パの他4球団も新たな合併を模索しており、
さらには一部のオーナーが球団数削減による1リーグ制への移行を目指していることが明らかになった。

選手会は「セ・パ2リーグ12球団の維持」を主張し、史上初のストライキを決行。プロ野球ファンもこぞってこれに賛同した。
結局、大阪近鉄の消滅は避けられなかったものの、1954年以来50年ぶりとなる新球団「東北楽天ゴールデンイーグルス」が誕生し、セ・パ2リーグ12球団が保たれた。

あれから16年後の2020年、球団数削減とは真逆の構想が表に出た。福岡ソフトバンクの王貞治会長が、
「できればあと4つ、(NPBの)チームが誕生してほしい」と発言。間もなく元ヤクルトの古田敦也氏が
「16球団構想はすでに始まっている」「早ければ2年後にも、2球団を」と公の場で口にした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c08ba6f8fc98413eb8f4df9ae261c266a770b329