「24時間働けますか?」に反発…日本人の残業時間・意識に“ここ数年”で起こった変化

厚生労働省の「働き方改革 特設サイト」を見ると、時間外労働の上限規制について、「残業時間の上限は、原則として月45時間・年360時間とし、
臨時的な特別の事情がなければこれを超えることはできません」と大きく表示されています。

臨時的な特別の事情があって労使が合意する場合でも、「年720時間以内・複数月平均80時間以内・月100時間未満」を超えることはできず、
違反した場合「6ヵ月以下の懲役または30万円以下の罰金」」が科せられる可能性があります。

また、月45時間を超えることができるのは、年間6ヵ月までです。

ちなみに月45時間・年360時間という上限は、改正前にも厚生労働大臣告示(1998年)により定められていました。
しかし法律上の制限は存在していなかったため、超えたとしても行政指導がおこなわれるのみだったのです。

https://gentosha-go.com/articles/-/42238