>>486
一般論としては、敵の弾薬が使えるかどうかは、

1.銃砲や発射装置と弾が適合している(使用を前提にした規格である)
2.弾薬の内部に不具合がない、古くなりすぎていない
3.弾薬の数が十分にある

の三つを満たす必要がある。そして、逃げるときに敵が不良品を混ぜる可能性はあるが、
そもそも不良品かどうか分かっている弾薬を敵が占領した時に備えて長期間持っておくこと自体が少ない。
大規模な弾薬庫を抑えられること自体が失態だし、最新の弾薬に最新の弾薬の不良品、古い弾薬に古い弾薬の不良品が都合よく手元にあるのかという話にもなる。
また不良品を混ぜる作業をするだけの時間と人員の余裕がないといけないし、確保できた弾薬の量に対して不良品の割合が圧倒的に低ければ
多少事故があってもそのまま使用するメリットの方が大きくなる。
敵の攻撃を受ける戦場で、弾薬のせいで事故になるのも敵の攻撃で死ぬのも大差ないと言えば大差ないからな。