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山口県宇部市で、タクシーの運転手に暴行しけがをさせたとして、建設作業員の男が23日、逮捕されました。
深夜のタクシー。ドライブカメラの映像では、後部座席に3人の客が乗り、行き先で男性運転手ともめているように見えます。
運転手が「降りてください」と告げると、中央に座った男は「オイコラ、やるかお前」などと叫びながら、運転手に2度、足蹴りをした様子がとらえられています。
酒を飲んでいるのか、ろれつが回っていないように聞こえます。
傷害の疑いで逮捕された山口市大内氷上の建設作業員・白松竜雅容疑者（26）は今月10日未明、
宇部市内に停車中のタクシーの車内で男性運転手を蹴り、腰などに2週間のけがを負わせた疑いが持たれています。
白松容疑者は事件後、犯行の一部始終をとらえたドライブレコーダーの映像が、ニュースで報道されていることを家族から聞かされると、
匿名でタクシー会社に謝罪の電話をしていて、その履歴から特定されたということです。
警察の調べに白松容疑者は「蹴ったことに間違いないが、それがけがにつながったとは思えない」と、容疑を一部否認しているということです。
ドライブレコーダーの映像には白松容疑者が降りた後、外から車体を激しく叩くような音も記録されています。
後部座席のドアは大きくへこんで閉まらなくなっていて、警察では白松容疑者の犯行も視野に捜査しています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/565cd16de0c86931ee7fda37b7fd330665bb5656
