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20代だけは多少バラツキが見られますが、男女とも年収が高くなるほど孤独を感じる割合が減少しています。注目したいのは、単身世帯でも2人以上の世帯でも同様に年収が増えるほど孤独感が減少する点です。これと、前述した配偶関係別のグラフと照合すると、以下のような仮説が浮かびます。つまり、孤独感とは、有配偶など誰か同居する人間がいるかいないかという問題より、年収の多寡で孤独感の増減が決まるのではないか、ということです。
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要するに、「お金が足りないから孤独感を感じてしまう」のです。裏返すと、経済的な欠落感がなくなれば孤独感は解消されるかもしれないという新たな解決方法も見えてきます。必要なのは、人間の友達じゃなく、お金という友達だったのでは、と。

そういうと「お金があっても孤独に悩む人がいる」「友達や家族はお金では買えない」「なんでもお金で解決できる問題じゃない」という人も出てくるかもしれませんが、それはある程度お金に余裕がある人の論理ではないでしょうか。
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