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中裕司氏、低評価に終わったゲーム『バランワンダーワールド』の発売前にディレクターを外されたとしてスクエニを訴訟。同作は未完成品と主張

『バランワンダーワールド』は、2021年3月に発売されたアクションゲームだ。同作が発表されたのは2020年7月のこと。『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』や『ナイツ NiGHTS into Dreams…』を手がけた中裕司氏が、
スクウェア・エニックスにてディレクターを担当。同じく『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』や『ナイツ NiGHTS into Dreams…』にかかわる大島直人氏が率いるアーゼストと、
スクウェア・エニックスが共同で開発を進めると発表されていた。プロデューサーとしては、『ドラゴンクエストビルダーズ』なども監修した藤本則義氏が担当していた。

中氏と大島氏のコンビによる3Dアクションということで期待を集めていたが、体験版配信から評価を獲得できなかった。
キャラの操作性やカメラの挙動といった操作のベーシックな面に不満が寄せられ、衣装システムの扱いづらさなども含め、ゲームとしての爽快感を欠いており、
かつ操作も洗練されていないとして、厳しい評価を受けた。体験版で受けた課題の一部は製品版では修正。
しかし、レビュー集積サイトMetacriticのメタスコアは、PS5版こそ51点あるが、ほかのハードでは40点前後とかなり低めとなった。