「ヒトの毛髪を生やしたネズミ」公開。薄毛治療に革命か?(Forbes JAPAN)
https://news.yahoo.co.jp/articles/66e777d69c23a335755e5fe449a26980d2a2a86d

さまざまなスタートアップ企業の科学者らが「薄毛」の問題解決を可能にする皮膚細胞の作製に取り組んでいる。とくに、遺伝子工学の最先端を追う生物学者らは、人間の発毛能力を回復できる可能性のある細胞を新たに創り出すことで、薄毛の問題を解決しようとしている。

■「ヒトの毛がふさふさと生えているマウス」も公開

スタートアップ企業のdNovo社は、ラボだけでなく動物に対しても毛髪細胞を培養する技術に取り組んでおり、「ヒトの毛がふさふさと生えているマウス」も公開している。スタンフォード大学出身の生物学者で、dNovo社の創業者でもあるエルネスト・ルハン氏によると、一般細胞を「リプログラミング」することで、毛包を構成している要素を作り出せるという。また、この手法によって薄毛の根本原因を解決できる可能性にも期待しており、どんな細胞でも細胞内の遺伝子配列を変更することで毛髪幹細胞に変更できるとも述べた。

(以下略