バークシャー・ハザウェイ年次株主総会: ウォーレン・バフェット、チャーリー・マンガー両氏の毒舌が冴えわたる。

米国の農場の1%を買わないか・・・安売りで250億ドルと言われたら、私は買う。・・・
米国のアパートの1%を250億ドルで買わないかと言われたら、私は買う。・・・
さて、世界中のビットコインを25ドル(億ドルではない)で買わないかと言われたら、私は買わない。
何に使うのか。

バフェット氏が従前どおり、ビットコインへの無関心を継続した。(CNBC配信)
理由は単純明快。
ビットコイン好きの人たちに売るしか使い道がないためだ。

ビットコインは何もしない。
アパートは家賃を生み、農場は食糧を生む。

バフェット氏がコモディティ投資を避けてきたことは有名。
コモディティもまたそれだけでは何かを生み出さないためだ。
そのバフェット氏からすれば、暗号資産はなおさら投資の対象とはならない。

バフェット氏はさらに、暗号資産に関係する手数料等の取引コストを問題視する。
莫大な金額を受け取っている人が多く存在すると指摘した。
生み出すものがないのに、出ていくのは現実、というわけだ。

もちろん、マンガー氏はもっと辛辣かつ直截だ。

私が人生を通して避けてきたのは、愚かなこと、邪悪なこと、自分を他の人より悪く見せることだ。
ビットコインはこの3つをすべて兼ね備えている。

どう兼ね備えているのか。

愚か: 無価値になる可能性が高い。
邪悪: 不可欠な連邦準備制度や通貨制度に悪影響。
悪くみせる: 禁止した中国より米国が愚かに見える。
バフェット氏が後を引き取る。

もしも米国の25%の人たちが私たちの今日の発言に怒るなら、ほとんどはチャーリーが最後に言ったことについてだと覚えておいて。

https://www.financialpointer.com/jp/%E3%83%93%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%B3%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%81%AF%E5%85%A8%E9%83%A8%E3%81%A725%E3%83%89%E3%83%AB%E3%81%A7%E3%82%82%E8%B2%B7%E3%82%8F%E3%81%AA%E3%81%84%EF%BC%9A%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%BC/