新潟・南魚沼保健所は3日、ヒメザゼンソウによる食中毒が発生したと発表しました。

3日午前9時、南魚沼保健所管内の医療機関から保健所に「有毒植物による食中毒と思われる症状のある患者2人を診察した」と連絡がありました。

保健所が調査した結果、3日に南魚沼市在住の家族2人が「オオバギボウシ(ウルイ)」と思われる野草を採取。午前6時40分ごろから自宅でおひたしにして食べたところ、口の痛みやしびれの症状が出たため、医療機関を受診しました。

保健所は患者の調理済みの野草などを鑑別したところ、有毒植物の「ヒメザゼンソウ」であることが判明。患者の症状がヒメザゼンソウによる中毒症状と一致することから食中毒と断定しました。

患者2人は快方に向かっているということです。

https://www.fnn.jp/articles/-/355744