マシリト「キャプテン翼は視点がボールにあるのが凄い。あだち充は間を表現するのがとてつもなく上手い。」 [112890185]
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かつて、なぜ「キャプテン翼」に人気があるかを分析して、仰天したことがあります。
カメラ、つまり漫画のコマの視点が、サッカーボールにあったんです。
サッカーはボールを奪い合ってプレーしますが、「キャプテン翼」では、
いまボールがどこにあるかがきちんと描かれていました。
漫画の中に一番多く出てくるのは、主人公の翼くんではなく、サッカーボールなんです。
ボールの視点で漫画を読むことによって、まるで自分がプレーをしているかのようにサッカーを体験することができる。
つまり、スポーツをしている時のおもしろさ、心理的な駆け引きを、読み手が追体験できるんですね。
それこそがスポーツ漫画の醍醐味です。
たとえスポーツが苦手でも、主人公の背中に乗って、物語の中に入っていくことができる。
最初はうまくなくても、上達していく成長を味わえる。だからこそ、誰の背中に乗るかが大切なんです。
■いまの漫画は少ししゃべりすぎ
もうひとつ、若い頃に読んで衝撃を受けたのは、あだち充さんの「ナイン」でした。
この作品以前、心理描写やモノローグは、少年漫画の世界にはありませんでした。
僕は、いまの漫画は少ししゃべりすぎでは、と思うことがあります。
キャラクターのせりふのやりとりで物語が進んでいく作品を読むと、少し不違和感がある。
好きな相手にどきどきしながら「好きだ」と伝えるときに、演説したら、まずいでしょう。
そういううまく言えないことや心のやりとりを、絞ったせりふと風景描写で見せていくのが、あだちさんは抜群にうまいんです。
コマとコマの間に独特の時間が流れていて、言葉の間合い、心理のやり取りを風景描写で見せていく。
その辺の心理描写の書き方を、少女漫画で連載を持ったことによって、覚えたのではないかと考えています。
あだちさんは風景の中に必ず書くものがあります。それは空です。
白球がパンと上がったときの空に、必ず季節感がある。
そして、その空気感を書くのがすごくうまいんです。
ストーリー上でことさらに訴えなくても、季節感を描くことで、登場人物の心象風景が伝わってくるんですね。
それに、空を描くのは手が掛からないんですよ。
いかに描かないで、いかに描くか、そういう意味でもすごいんです。
https://dot.asahi.com/aera/2022042700038.html?page=1 キャプテン翼が世界中で受けたのってそういう点なのか >■いまの漫画は少ししゃべりすぎ
マシリト~!
やべえぞ!今の解説! たしかにサッカーボールの位置からだわ
スカイラブハリケーンの対抗策のときも上空から撃ち込む位置だわ プロ中のプロでも昔話しかできない人はつまらない
今の漫画で面白い漫画の話をして欲しいわ 結局読者が馬鹿になってるから全部言わないと駄目なだけでしょ キャプテン翼は原作よりFC、SFCの方がおもしろい
GK森崎でシュナイダーに勝つのもゲームからパクったろ >>8
ワンピやNARUTOもだな
21世紀のジャンプの大ヒット漫画はセリフが多い漫画が多いな 昔の漫画家は映画やドラマからカメラワークを学んでたんなよな
今は邦画がダメだからついでに漫画もダメになってる あだち充のコマ割りとかって
なんかドラえもんっぽい(褒め言葉) バキ方式っていうの?吹き出しで全部解説書いてくやり方
あれコマとかセリフ考えなくて楽だからみんなマネして
説明文に挿絵付いたような漫画ばっかりになったね >>21
結局商売上の理由で読者に合わせて修正されたりするからなあ
なろう系のタイトルなんて最たる例だが、あれが表現上優れたタイトルなんて思う奴は居ないだろう でも韓国の漫画面白いよな
神と共にレベルアップとか見てて思うわ >>27
漫画家は邦画しか見れないってこと?不思議な制約があるんだね 最初の悟空のデザインは尻尾が無く髪型も普通で
ただのカンフー少年だった
鳥嶋がボツを出しまくって今の形になった
豆な >>36
銀魂でよく出てくるシルエットだけでキャラがわかるようにしろってやつか あだち充は短編読むと本当漫画が上手いと思う
何も大した事起こってないのに面白いマンガ描かせたら日本一
人気上の理由かもしれんが野球漫画ばっかり描かせてる小学館はアホ。文化的損失と言ってもいい >>38
あれマジで読んでて混乱してアンチにもなれないぐらい読めてないけど
みんな読めてるんか? あだち充は学研の学年誌でよく連載してたパンチラ漫画が至高
パンツが見える時の擬音がその感触と温かみまで感じるようなパンチラの天才で
多くの学童を精通に導いたと思う 間を表現するのはあだち充以外もやろうと思えばできるが、
長い間があると怖くなるのでほとんどの漫画家は詰める 天才は鳥山明のケツを叩き続けたマシリトのほうなのではないか
ジャンプが黄金時代を築けたのは >>3
2枚目3枚目の大多数がプロ注目の甲子園スターなんだからすごいよな
あだち世界のプロ野球はみんなこの顔に違いない もうとたくに過去の人なのに脳内がアップデートされてない
漫画大好きおじは未だにマシリトを神格化してるよね 漫画もアニメもモノローグが自由にできてしまうのが逆によくないと思うわ
映画は登場人物の表情やちょっとした仕草や、あるいは周囲の物体や風景を使ってまで心理描写をするからな
例えば憂鬱な心境を表現するために曇り空を撮ったりとか
そういう映画の演出手法を漫画にもうまく取り入れられないものか >>23
この皿が出て来るまで一切甲子園の勝ち負けについて話とらんのや
しかも一回戦の相手に勝てるかどうかで終わってる続き
それでいてちゃんと話が成立してる
まぁ別に凄まじいテクニックってほどでは無いんだろうけど最終回で中々そこに言及せずにはおれんやろ
普通は結果書いてから各メンバーのその後に行きたくなる > 「キャプテン翼」では、いまボールがどこにあるかがきちんと描かれていました。
いや全然描かれてないだろ、ちゃんと読んでんのか >>53
手塚も石ノ森もさいとうたかをも映画から学んでたし、昔の巨匠はそれをやってた
今はむしろ退化してる 間がいらない、行間が読めない今の子には理解できない作風や ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています