30代後半から70代前半までの約50万人が参加した追跡型の健康診断の結果から、中高年が良好なメンタルヘルスや幸福度、認知能力を保つ上で最適となる睡眠時間が割り出されました。

中国・復旦大学のYuzhu Li氏とイギリス・ケンブリッジ大学のBarbara Sahakian氏が行った調査は、イギリスの中高年の健康状態を長期的に追跡するUKバイオバンクに登録されている38~73歳のボランティア49万8277人のデータを分析するというもの。これらのボランティア約50万人のうち、約4万8500人は脳機能イメージングによる画像を撮影し、約15万7000人はメンタルヘルスに関するアンケート調査に答えており、Li氏らはこれらのデータも含めて包括的な分析を行いました。
https://gigazine.net/news/20220506-optimal-sleep-amount-middle-age-onwards/