北海道電力 余剰電力活用し苫小牧で水素を製造へ

北海道電力は、再生可能エネルギーの余剰電力を活用するため、
苫小牧市に次世代のエネルギーとして期待されている水素の
製造装置を整備し、来年から運用を始めることになりました。

北海道電力によりますと、この装置は、再生可能エネルギーの余剰電力を使うのが特徴で、水を電気分解し、1時間で燃料電池車およそ3台分を満たすのに必要な水素を作ることができるということです。

製造した水素は、発電設備の冷却などに使うことにしていて、来年3月から運用を始める予定だということです。

今月の大型連休中には太陽光と風力の発電事業者に対する「出力制御」が道内で初めて実施されるなど、
再生可能エネルギーの導入を進めるうえで余剰電力の使いみちが課題となっています。

https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20220510/7000046331.html