これまでに20人以上のおじさんに話を聞いたが、副業の森をさまようおじさんには、だいたい次のようなフェーズがある。

 (1)夢見がち期
「経験や知識を活かした副業をやりたい」と考えるも、何から手をつけたらいいのかわからず、ネットをさまよう。

 (2)とりあえず期
小遣い稼ぎになりそうなアンケートモニターやポイ活(ポイントを貯める活動)にとりあえず取り組む。

 (3)クリエイティブ期
ブログや動画の投稿をしてみるが、フォロワーが増えず更新が滞る。もしくは、ウェブライターなどの副業に応募するも、「研修費」と称してお金を要求される上に、報酬の安さに絶望する。

 (4)開き直り期
結局、手っ取り早く現金が手に入る、時給1000円前後の肉体労働のバイトにいそしむ。もしくは「人の役に立ちたい」と福祉、教育系バイトに携わるも、賃金の安さに挫折する。

 (5)絶望とあきらめ期
バイトの労働条件の悪さに辟易し、好条件を求めてバイトを転々とする。もしくは、振り出し(1)に戻る。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e0f884e95fec82e337e83598ce178544b4534bdf