改修工事が遅れている理由について宮内庁は、2つの点を挙げている。
新型コロナの影響で2カ月ほど工事が中断されたこと、そして密を避けるために作業員の数を減らしたために作業が遅れたことだ。

だが、ある宮内庁関係者によれば“別の理由”もあるのだという。

「改修工事に携わっている関係者によれば、秋篠宮ご夫妻、とくに紀子さまからの“追加要求”が続いていたのだそうです。

要求を受けて関係者は、そのたびに作業を変更するわけですが、『とても3月までに終了するペースではない』と、語っていました」

もともと秋篠宮ご夫妻がいちばんこだわられていたのは、“可能な限り、生態系を崩さないような工事を”ということだった。

「緑が豊かな赤坂御用地のなかでも、秋篠宮邸の周辺には、多くの動植物が生息しています。
とくに昆虫は一般的な図鑑には掲載されていないような希少種もいるのです。

秋篠宮ご夫妻は、工事の進捗を確認するために何度も現場にいらしています。
追加要求のなかで、改修工事関係者たちを特に驚かせたのは、“もっと金(きん)を使用してほしい”というものでした。
工期が延び、作業も増えれば人件費もかさみます。そのうえ、材料も新たに発注するわけですから、彼らは“工期だけではなく、
予算もオーバーしてしまうのではないか”と、懸念していました」(前出・宮内庁関係者)

前出の皇室担当記者によれば、

「新しい秋篠宮邸には、ご一家の私室部分のほかに、ご公務に使用される公的部分もあるのです。
大規模改修の理由の1つが“皇嗣として賓客を接遇する機会も増えるため”でした」

https://news.yahoo.co.jp/articles/bf777dbac646de2bb681c513cb6f7485541e0482