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ダニエル太郎、全仏初戦敗退

テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は22日、男子シングルス1回戦が行われ、世界ランク105位のダニエル太郎は同209位のG・ バレール(フランス)に6-3, 2-6, 6-0, 3-6, 4-6のフルセットで敗れ、2017年以来5年ぶり3度目の初戦突破はならなかった。

今大会が9度目の出場となったダニエルの過去最高成績は2016年と2017年の2回戦進出。昨年は予選を勝ち抜いて本戦に出場したが、1回戦で第9シードのM・ベレッティーニ(イタリア)に0-6, 4-6, 6-4, 4-6で敗れていた。

この試合の第1セット、地元の大声援を受けるバレールに第1ゲームでいきなりブレークを許したダニエルだったが、そこから4ゲームを連取しゲームカウント4-1とリードを奪う。その後はお互いにサービスキープが続くとサービング・フォー・ザ・マッチとなった第9ゲームを難なくキープして先行する。

しかし、第2セットでは第6ゲームでブレークを許すと4ゲームを連取される。11本のウィナーを決められるなどバレールにストローク戦で優位に立たれ、セットカウント1−1に追いつかれる。

続く第3セットでは第1ゲームでブレークに成功。第2ゲームで1度のブレークチャンスを凌ぐと1度もゲームを奪われずにセットカウント2−1とリードを掴む。このセットではファーストサービスが入った時のポイント獲得率は91パーセントとなった。

第4セット、勝負を決めたいダニエルは第3ゲームでブレークチャンスを握るも決め切れず。直後の第4ゲームでブレークを許すると、挽回できずに2セットオールとされる。

ファイナルセット、ダニエルは第3ゲームでブレークを許し、3時間を超える熱戦の末に敗れた。

勝利したバレールは2回戦で第23シードのJ・イズナー(アメリカ)と世界ランク86位のQ・アリス(フランス)の勝者と対戦する。