月収10万円以下に激減した非正規40代。ネットカフェは贅沢、
ベンチで夜を過ごす
5/17(火) 8:54配信

新型コロナでより深刻度を増している貧困問題に追い打ちをかけるように
続く、最近の値上げラッシュ。インフレの嵐が低所得層の生活を脅かす
現状について、5月17日発売の週刊SPA!では特集を組んでいる。その中で、
ネットカフェの値上がりに耐えきれず、現在バス停のベンチで夜を
過ごすことになってしまった男性について話を聞いた。

⇒【写真】ネットカフェが値上げで贅沢品に

ネットカフェ値上げで野宿を余儀なくされる日雇い労働者の地獄
 ’19年の冬に東北から上京してきたという野田淳平さん(仮名・45歳)の
全財産は現在6000円。

 今はアパートに入居するどころか、ネットカフェに泊まることすら
ままならないという。

「以前はタクシードライバーとして正社員で働いていましたが、
週休1日、一日12時間労働で年収は280万円弱とブラックな環境でした。
過干渉気味の親と暮らすのもしんどくて、ある日衝動的に実家を
出たんです。住む場所もなく、ネットカフェに居座ったのが運の尽き
でしたね。とはいえ、当初は日雇いの仕事とアルバイトの掛け持ちで
月15万円ほど稼げていて、地元の企業に勤めるよりもずっと楽だと
思っていました」

https://news.yahoo.co.jp/articles/751faa1e8dc3ee0d169d9201e4cd2c6f7651b457?page=1