温暖化のせいでわたしたちの睡眠時間が減っている、世界規模の調査ではっきりと、研究

女性・高齢者・低所得層ほど影響大、「もはや人権問題」と専門家

 少しだけ気温が高めの蒸し暑い夜でも、寝苦しいものだ。
翌朝は頭がぼんやりして、すっきりしない。だれにでも、そんな経験があるだろう。

 こうした感覚は不快なだけではない。睡眠不足によって、心疾患のリスクが上がったり、
気分の変動が激しくなったり、学習能力が低下したりなど、さまざまな悪影響が出ることが長年の研究で判明している。
本人にとっても、社会や経済にとっても、大きな負担となる問題だ。

 このたび、気候変動の影響で夜間の気温が徐々に上昇すると、就寝が遅く、起床が早くなり、
貴重な夜の睡眠時間が損なわれていることが新たな研究によって示された。
デンマーク、コペンハーゲン大学の研究者らが5月20日付けで学術誌「One Earth」に発表した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/46f81a414a7f32925217d1f15a5f467dd54fc03a