100円たこ焼き 原材料高騰も…「永遠に100円で販売」
5/31(火) 19:31配信

小麦の高騰が世界的な問題となる中、こんな食べ物があります。それは、100円たこ焼き。
値上げの波が押し寄せる中、100円たこ焼きは生き残れるのでしょうか。

鉄板の上でくるくると踊る、たこ焼き。
一見、普通のたこ焼きですが…6個入って、お値段たったの100円(税込)!究極のワンコインです。

土江諒 記者
「100円とは思えないようなクオリティで、中もトロっとしていて本当に美味しいです」

ディスカウントストア「ラ・ムー」や「ディオ」に併設されたファストフード店で味わえる100円たこ焼き。鳥取島根両県にも10店舗あります。

運営する岡山県の大黒天物産が20年以上前に販売を始め、今も100円での販売を続けています。

お客さんは
Qどれくらいの頻度で来る?
「毎日来ます。ラ・ムー信者なんで」
「けっこう来ます。安いです」

大黒天物産 山陰エリアマネジャー 藤澤健司さん
「100円ということで、学校帰りの学生さんとか、小さなお子様から、おじいちゃん・おばあちゃんまで、本当に色んな方にご来店いただいて、食べていただいています」
しかし、世は値上げラッシュ。
たこ焼きに欠かせない小麦粉や油が高騰し、さらに輸入のタコも円安の影響で値上げ傾向です。
この100円たこ焼きも、かなり厳しい状況に追い込まれていますが…

大黒天物産 山陰エリアマネジャー 藤澤健司さん
「美味しくて、いいものをより安く、という我が社の信念があるので、できるだけ、これからも、永遠にずっと税込み100円で販売させていただきたいと思っています」

100円たこ焼きは、集客のツールともとらえていることから、原材料を見直すなどし、値段は上げないとしています。

安さにこだわるディスカウントストア。
100円たこ焼きは、そのプライドの証なのかもしれません。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0dd6e09facbc67350f3b43c41d4d2cb985ba9ca5
https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/t/amd-img/20220531-20059139-bss-000-1-view.jpg