中国の白鶴灘水力発電所 発電ユニットの半分以上が稼働中

中国西南部の四川省(Sichuan)と雲南省(Yunnan)の省境にある金沙江下流の白鶴灘水力発電所5号ユニットで30日、72時間の試運転が無事に終わり、発電が本格的に始まりました。同発電所で発電を開始した8基目のユニットとなります。これにより、同発電所にある100万キロワット級水力発電ユニット16基の半分以上が発電を行うようになりました。

 白鶴灘水力発電所には、100万キロワット級水力発電ユニットが16基設置されています。主体工事は2017年7月に始まり、昨年6月に第1陣のユニットが発電を開始しました。これまでに100万キロワット級水力発電ユニット16基の最終組立作業は全て完成しています。

 白鶴灘水力発電所の全ての発電ユニットが稼働すると、三峡発電所に次いで世界で二番目に大きな水力発電所となり、年平均発電量は624億4300万キロワット時に達し、約7500万人の1年間の生活用電力需要を満たすことができます。
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