都内の銭湯料金、今夏から全国初の500円に 燃料費高騰で値上げ
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東京都内の銭湯の入浴料金を審議する都公衆浴場対策協議会(会長=梅崎修・法政大教授)は3日、料金を現在から20円値上げし、12歳以上の大人を500円、6歳以上12歳未満の中人を200円、6歳未満の小人を100円とするよう都に報告した。知事の決定を経て今夏から適用される見通し。

大人料金の値上げは2021年の10円に続き2年連続。全国で最も高い神奈川と大阪の490円を上回り、初めて500円となる。

中人と小人料金の値上げは00年以来、22年ぶり。協議会は、ロシアのウクライナ侵攻に伴う燃料費高騰などで経営環境が厳しさを増す中、値上げは「経営を維持するためにやむを得ない」と結論づけた。

都内の銭湯は1968年の2687軒をピークに年々減少。4月現在で476軒となっている。【伊藤直孝】