4月の現金給与総額 4か月連続プラスも 実質賃金はマイナス
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4月の現金給与総額 4か月連続プラスも 実質賃金はマイナス
2022年6月7日 8時32分

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働く人、1人当たりのことし4月の現金給与総額は、残業代の増加などで4か月連続でプラスとなりました。
一方で、物価の変動分を反映した実質賃金は、去年4月を1.2%下回っていて、厚生労働省は「物価の上昇に賃金の伸びは追いついておらず、家計の負担は増している」としています。

厚生労働省は、従業員5人以上の全国3万余りの事業所を対象に「毎月勤労統計調査」を行っていて、ことし4月の速報値を7日に公表しました。

それによりますと、基本給や残業代などを合わせた、働く人、1人当たりのことし4月の現金給与総額は平均で28万3475円と、去年4月と比べて1.7%増えました。

現金給与総額がプラスとなるのは4か月連続です。

また、残業代などの所定外給与は1万9924円と、去年4月より5.9%増えて13か月連続でプラスとなりました。

(以下ソース)