“進撃の小さな巨人” 史上最強の侵略生物!? アルゼンチンアリ
南米原産の小さなアリだが、爆発的な繁殖力で私たちの生活圏に侵入している実態が明らかになってきた。
海外では農業や生態系、人の暮らしにも深刻な被害が報告されている。

兵庫県伊丹市に住む加藤裕一さん夫妻は、ある奇妙な現象に悩まされていた。

加藤裕一さん
「しょっちゅうピンポンが鳴るんです。ハイって出てきたら誰もいない」
最初は「近所の子どものいたずら」だと思っていた。付け替えたばかりだったインターホン。
昼夜問わず、あまりに頻繁に鳴るので「故障かな」と思い開けてみた。

中には、無数のアリと卵がびっしりとこびりついている。
モゾモゾとうごめく様子に仰天した。

加藤裕一さん
「お風呂の操作パネルとか、配管から入り込んで壊れました。電気温水器を替えなくてはならず、
全部で80万円ぐらいかかりました。飼っている犬のドッグフードには、すぐに真っ黒になるぐらいアリが来て、
自宅がアリだらけになります」

また同じ地区に住む、別の女性は睡眠に支障が出て悩まされていると話した。

女性
「布団の中へ入ってきてかむんですよね。いてって感じで。去年、おととし、本当に眠れなかったです。
ストレスがたまりますね。夜、もぞもぞとして、たまにカチンとかまれると、むかっときちゃって」
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220606/k10013657381000.html
2以降につづく