世界最大級のタワークレーンが引き渡し 中国・徐州市

世界最大級とされるタワークレーンが先日、中国東部の江蘇省(Jiangsu)徐州市(Xuzhou)で購入者に引き渡されました。このタワークレーンは徐工集団工程機械有限公司が開発したもので、水平式のメインタワー、アームを持つサブタワー、有人エレベーターからなり、最大つり上げ荷重は600トンに達します。

 このタワークレーンのチーフデザイナーの米成宏(Mi Chenghong)氏によりますと、クレーンの重さは4000トンを超えており、通常のタワークレーン100台の重量に相当し、中国が自主的に開発したもので、完全な自主的知的財産権を持っているということです。

 また、このタワークレーンは世界最大のスパンを有する斜張橋である常泰長江大橋、世界初とされる、二つのメインスパンがいずれも1000メートル超の道路鉄道併用斜張橋である巣馬城際鉄道馬鞍山公鉄併用長江大橋の建設に用いられ、300メートル以上の高さで、最大つり上げ荷重が500トン超の一連のスチールタワーのつり上げと組み立て作業を完成する予定です。
https://www.afpbb.com/articles/-/3408499?cx_amp=all&act=all