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Hiroaki Yoshikawa/Х. Ёсикава
@IN_Japanologie

2014年のクリミア併合後、同地の「美人検事総長」として話題になったナタリア・ポクロンスカヤ氏が、2022年6月13日付で、ロシア連邦交流庁Россотрудничества副長官の職を解かれた模様。
体制派のロシア国営放送と反体制の「ラジオ自由Радио Свобода」がほぼ同時に速報。

ポクロンスカヤは、ロシアが併合しようとしているウクライナ・ルハーンシク生まれ。
実質的にロシアのクリミア統治で出世し、一時は政界にも進出していた彼女も、今回の戦争に対して批判を繰り返しており(特に露軍のZ印批判)、「ラジオ自由」へのインタビューでも「大惨事катасторофа」と答えている。

印象深いのは次の一言。「私はロシア市民だけれども、ウクライナ人です。故郷は言うまでもなくあそこにあるんです(Я – гражданка России, но украинка. Родина, конечно, там)」。
体制が変わっても継承された多民族帝国の構造でキャリアを積み上げることは一筋縄ではいかない。

彼女の公式Telegram(日本人絵師による「美少女化」アイコンが使われていてびっくり…)は大統領令を掲示して、
その下に「我々の大統領に感謝」と皮肉めいたコメントを記している。ロシアの「戦争批判」派が必ずしも「反戦」派ではないことには注意したいが、今後も情勢を見守っていきたい。
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