県内では16日、あわせて235人が新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認されたと発表されました。
先週の木曜日(9日)と比べて1人増えています。

年代別では「10歳未満」と「10代」が全体の50%あまりを占め、若い世代の感染が依然として広がっています。

自治体別では諫早市で60人、長崎市で52人、佐世保市で35人、大村市で22人、五島市で11人、雲仙市で10人、西海市と南島原市でそれぞれ8人、島原市と平戸市でそれぞれ6人、時津町で5人、松浦市で4人、佐々町で3人、壱岐市と長与町でそれぞれ2人、東彼杵町で1人となっています。

また県内では新たに2件の感染者の集団=クラスターが認定されました。

このうち平戸市の高齢者施設では利用者6人と職員1人の合わせて7人、佐世保市内の小中学校1校では関係者6人の感染がこれまでに確認されています。

さらに、すでに確認されているクラスターでは島原市の福祉施設で6人、長崎市の市立中学校の部活動で関係者4人の感染が新たに確認されました。

また、佐世保市によりますとアメリカ軍佐世保基地では新たに1人の感染が確認されたということです。

県はマスクの着用について、基本的な感染防止対策として重要だとする一方、熱中症予防の観点から屋外で着用の必要がない場面ではマスクを外すことを推奨するとしています。

また、手や指の消毒やこまめな換気といった感染対策の徹底を継続し、体調が少しでも悪い場合は外食や会食を控えて速やかに電話で医療機関に相談するよう呼びかけています。

県内で新型コロナ新たに235人感染 先週木曜より1人増
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/20220616/5030014992.html