キャバクラに限らずなんだけど「その人がどういう感覚でそのサービスを使ってお金を払っているか」っていうのは、常に自分の趣味とは別でマーケット感覚を押さえておかないと、稼げるようにならないんですよ。
逆の立場で考えるとわかりやすいんだけど。例えば松屋とか吉野家とかの社長って、今いくらか俺ちょっとわかんないんだけど、例えば390円ですみたいな。これ400円にしようが410円にしようが、ぶっちゃけまともな人間からしたらどうでもいいじゃん。
でも、あれって30円とか値上げしたら一気に客減る。そんぐらいシビアなのよ。なんでかっていうと、その数十円を普段削って生きている乞食みたいな人っていうのが世の中意外とたくさんいるのよ。だからその感覚に常に合わせないと、ああいう低価格ファストフードみたいなお店は経営できない。
俺はそういうの正直あまり強くないから、低価格帯のサービスをやってないのよ。でもそこの感覚が結局自分の商売に生きてくるから、なるべくいろんな人の金銭感覚を肌で感じるために色んな経験が必要。特にでかい市場のパチンコとかもそうだけど、食わず嫌いせずに1回経験して「あ、なるほど」と。「これにハマっている人はこういう気持ちでやってるんだ」って押さえておかないとビジネスマンとしての引き出しも浅くなる。だから「キャバクラに絶対行きません!」「キャバクラは金の無駄です」って言っている人は浅いし一生底辺だなって思うね。
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