「人間の足の動きではない」 懲戒処分の仙台市中学教諭、同じ生徒に別の不適切発言(河北新報)
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仙台市教委は17日、生徒への不適切な言動や指導を理由に、昨年度に懲戒処分とした市立中学の30代男性教諭が、同じ生徒に「お前の足は人間の足の動きではない」という趣旨の発言をしていたと明らかにした。

市議会6月定例会の本会議で伊藤優太議員の一般質問に答えた。生徒は足の骨の形成不全があり、うまく動かせなかったという。市教委は懲戒処分の発表時、教諭の発言を把握していたが、生徒の特定につながるとして公表しなかった。

生徒は教諭の発言から間もなく不登校になった。郡和子市長は答弁で「現状を大変重く受け止めている」と述べ、市教委に適切な対応を取るよう指示したと説明した。

本会議では、都市整備局がごみ捨て場への不法投棄や器物損壊など、事件性を伴うトラブルがあった市営住宅を念頭に、防犯カメラ設置の検討を始めたと明らかにした。プライバシー保護のため、町内会の合意など要件を満たした団地に限る。竹中栄雄議員の質問に答えた。