<差別なき社会へ>ネット掲示板のヘイト投稿 川崎市の要請受け即日削除

川崎市は七日、市差別のない人権尊重のまちづくり条例に基づき、インターネット
掲示板「5ちゃんねる」への投稿一件を、特定の市民に対する「不当な差別的言動」
と認め、運営者への削除要請を行ったと発表した。

要請を受けて即日削除されたという。市によると、在日朝鮮人に対する蔑称とともに
「祖国へ帰れ」という趣旨の表現を含む投稿は、四月下旬に掲載された。

市の担当者がメールを通じて七日午前に削除を要請したところ、午後に運営者から
要請に従ったとする返信があり、投稿も削除されたという。市の有識者審査会が
今月三日、運営者への削除要請が適当とする答申を市長に行っていた。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/182221