▼第6試合 -100.0kg契約 3分3R 延長1R

●内田雄大(フリー)
KO 1R
○マハムード・サッタリ(イラン/TEAM OTA/ICF)

 内田は和道会の世界大会優勝を経て15年にMMAファイターとしてRIZINに出場。その後17年からピーターアーツに弟子入りしてオランダで勝利を重ね、日本に凱旋。19年12月には初代HOOST CUP日本ヘビー級王座を戴冠している。現在はRISEに参戦し3連続KO勝利中。今回からTeam Aertsではなくフリーとして戦っていくことになった。

 対するサッタリはプロ戦績19戦19勝(11KO)と無敗を誇る“イランの暴君”。21年にはKrushクルーザー級のベルトを巻き、今年4月にはK-1無差別級トーナメントで元K-1クルーザー級王者K-JeeにKO勝利、元ボクシング日本ヘビー級王者・京太郎に判定勝利、決勝では谷川 聖哉にKO勝ちして優勝。クルーザー級(-90kg)がベスト体重だが、無差別でもスピードを活かした戦いで圧倒的実力を見せている。


 1R、両者オーソドックスで、体重のまさる内田が前に出て圧力を掛けていく。しかしサッタリは臆さずパンチ、ハイキックを繰り出す。そして内田のパンチに対しサッタリは右ストレートから左フックを返して打ち込み、これで豪快になぎ倒し初回KOを決めた。

 サッタリはマイクを持つと「押忍、ミナサン、こんにちは。いつも応援ありがとうございます。日本のみなさん、愛してます! 私の階級で強い選手をこの美しい国・日本に招いて試合をしたいと思います。ありがとうございます!」とKO勝利に沸く会場を後にした。

 本大会の全試合は「ABEMA」にて独占生中継した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e558dd036d8f43f60ce7f75c45a89d10c3d5b2f8