立民が参院選に「セックスワーカー団体代表」擁立で波紋 「売春肯定本」の著書もある女性候補の“過激な主張”

性産業ワンイシュー”の公約

“過激すぎる候補”とは、6月16日 、同党の比例代表候補として出馬表明した要友紀子氏(46)

2000年に出版された「売春肯定宣言 売る売らないはワタシが決める」(ポット出版)という書籍では、〈なぜ社会構造を理由に買売春が制限されなければならないのか〉という見出しで、このように書いていた。

〈労働者の嫌がることはしていけないという認識をもっと偏在させるためには、すべての性産業を法的に認め、他の職業と同様に、労働量が公権力に守られるシステムを作らなければいけない。労働者の任意の絶対性に疑問があるからといって、性産業を否定したり、撤廃する方向では、性産業の地下化を促し、危険を増やすだけである〉(一部を抜粋)


山井・塩村議員が猛反発

 立民関係者が語る。

「昨年、風俗業者に持続化給付金が支給されない問題が持ち上がった時、要氏が党に陳情に訪れたことがきっかけでコネクションができた。本人が公募に応募し、正規のルートで選ばれたようです。党内では『ちゃんと彼女の言動を調べて選んだのか』と不満が噴出しています」

 批判の急先鋒となっているのが、出演者が1年間無条件で契約解除ができると定めたAV新法の立案に中心的に関わってきた山井和則・衆議院議員と塩村文夏・参議院議員だという。

「『なぜ業界を規制する法案を作ったばかりなのに、業界寄りの人間を招き入れるのだ』と怒っています。一見、彼女の主張は、セックスワーカーの権利に寄った聞こえのいいものではあるのですが、過去の言動をよく調べると、業界全体を庇護しているとも受け取れかねない主張を展開しているのです」(同)

https://news.yahoo.co.jp/articles/8715e9c462b4b10677ebd8ed87bb5b2aeb788ff3