一方で、第2次政権下では受け流す“スルースキル”を身につけたという。「その後、5年の時を経て2度目になった時には、
受け止めながらプレッシャーをはねのけていったり、受け流していったり。そういうすべはある程度、身につけることができたのかな」。
また「罵詈(ばり)雑言的な批判もあるし、事実に基づかないこともある。いちいち受けていけば、ストレスにつながりますし、
寿命も短くしていきますし、なるべく受け流していく」とし、「週刊誌は基本的に読まないですね」とも明かした。

国会では野党に対して反論する、“戦う首相”の側面も見せ、時に野次を批判されることもあった。青山和弘氏から「やりすぎたみたいな思いはあるんですか?」
と聞かれると、安倍氏は「ないですね」と即答。「私はむしろ国民の前で論争した方がいいだろうと思ったんですね。そのことによって、
問題の本質を多くの皆さんに知ってもらうこともできますし」と持論を展開。さらに「反論してくることによって、政権を8年近く持続することができた」と自負した。

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