マッチングアプリで依頼されたベビーシッター先などで当時5~11歳の男児20人にわいせつな行為をしたとして、強制性交などの罪に問われた元シッター、橋本晃典被告(31)の公判が1日、東京地裁(古玉正紀裁判長)で開かれ、検察側は「保育士への国民の信頼を傷つけた」として懲役25年を求刑した。

検察側は論告で、保育士資格を持っていた被告が児童や保護者からの信頼を利用して犯行に及んでいたと指摘し、厳罰を求めた。

弁護側は一部の起訴内容について「スキンシップのつもりだった」などと無罪を主張。その他の起訴内容については刑の減軽を訴えた。判決は8月30日。

被告は平成27年8月~令和2年1月、男児20人に性的暴行を加えたなどとして、強制性交罪22件、強制わいせつ罪13件、児童ポルノ禁止法違反罪20件で起訴されている。
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