川村真司監督で長編ストップモーション「左」パイロット版制作開始、左甚五郎が主人公
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クリエイティブディレクター川村真司が監督する長編ストップモーション・アニメーション『左』の制作プロジェクトが発表された。伝説の彫刻職人「左甚五郎」を主人公にした時代劇で、木彫り人形を一コマずつ動かして映像とするものだ。
川村真司は監督のほか原作・脚本も手がける。またクリエイティブディレクションはWhatever、アニメーション制作は、国内のストップモーション・アニメーションを代表するドワーフ、
そして造形・美術制作はTECARATと豪華な制作陣が揃った。映像ファンの期待に応えるものになりそうだ。
プロジェクトの第一歩として、パイロット版の制作がこのほどスタートした。また7月4日からは「Motion Gallery」にてクラウドファンクラウドファンディングも始める。作品づくりのサポーターを集めることを目指す。
川村真司はブランドキャンペーンやプロダクトデザイン、テレビ番組、ミュージックビデオなど様々なカルチャーシーンで活躍。その作品は高く評価され、数々の国際的な賞を受賞している。
アニメーション分野では2010年にアヌシー国際アニメーション映画祭で、『日々の音色』にて最優秀ミュージックビデオ賞に輝く。
そうした多彩なキャリアのなかでも、長編映画制作は大きな挑戦になる。
共に制作するのが『こまねこ』や『リラックマとカオルさん』などで知られるドワーフ、『ごん』を手掛けたTECARATとの協業となれば、さらに関心を呼ぶだろう。
つづく
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https://youtu.be/StMosywl088
CFサイト
https://motion-gallery.net/projects/hidari