大人気ジムニー改良!! え…多くの納車待ちの人は…どうするの…?

2022年6月20日、スズキはジムニーとジムニーシエラの一部改良を発表しました(発売は7月20日から)。
変更内容は「5MT車に停車時アイドリングストップシステムを追加して、
それにともない一部インパネスイッチのレイアウト等を変更」という軽微なもの。

車両本体価格も「微減」というレベル。とはいえジムニーといえば納車待ちが1年とも
2年とも言われている人気車種。納車待ちの途中で一部改良が入った場合
(そして価格が変更になった場合)、注文ってどうなるのでしょうか?

「アイドリングストップシステムの追加」というポジティブな内容で、
車両本体価格も最上級グレードの「XC(5MT)」で1,804,000円(+27,500円)、
「それほぼ原価じゃないですか!」と思わず声の出る値上げ幅に留まっているものの、
仕様変更、価格上昇に間違いない。

これ、少なく見積もっても1万人以上の「ジムニーの納車を待っている人たち」はどうするんでしょうか?
「販売店の営業マンが、ご注文をいただいているお客さま全員に連絡して、
新型(つまり一部改良が実施された後のモデル)でよいか、どうしても現行型
(つまり一部改良が実施される前のモデル)がよいか、をご判断いただきます」

と回答してくれたのは、本記事担当編集の最寄りのスズキディーラー営業マン。
全員に連絡するんですか。

「全員に連絡します。納車待ちが長いクルマには、途中で仕様変更する可能性は高く、
受注時に軽くお話ししておくのが一般的です。ジムニーの場合もそうで、たいがいの
お客様には途中で仕様変更があることはお伝えしてあります」

もし「そんな仕様変更も値上げも嫌だ、受注した時点のクルマがいい」と言われたらどうするのでしょうか?

「今回は発表から発売まで1カ月ありますから、その間に生産されたクルマを回してもらうか、
近くの販売店で在庫を探すか、ですが、たいていは見つからないので、どうしても、という方は、
申し訳ないのですがキャンセルを…という話になります」

ううーん、せちがらい。
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https://bestcarweb.jp/feature/column/453841