https://news.yahoo.co.jp/articles/6f47504fa1cd1e5dfad74d8b0f04b0bf46caa377
公営住宅の管理業務を行っていた長崎県波佐見町の役場職員が、住民に対し敷金の還付や支払いを求める手続きを怠ったとして、7月1日付けで減給の懲戒処分を受けました。
懲戒処分を受けたのは、波佐見町役場に勤務する男性主査(49)です。
町によりますと男性主査は、公営住宅の管理業務を担当していた際去年2月からことし3月にかけて、5世帯に対し退去時に敷金を還付するための手続きをしなかったほか、14世帯に対しては敷金合わせておよそ60万円の支払いを求める手続きを怠っていたということです。
ことし3月、上司の調査で発覚。
町によりますと、7月1日時点で還付作業は済んだものの、4世帯分24万円分の敷金が未収の状態だということです。
町は7月1日付けで、男性主査を6か月間減給10分の1の懲戒処分にしました。
手続きを怠った理由について、男性主査は「作業を忘れていた」と話しているということです。
この男性主査は1991年の入庁以降、複数の部署で町から減給や戒告などの処分を受けていて、今回で6回目の処分になるということです。