ぬかるんだ地面にくっきりと残った足跡。
その主は、牛を襲った巨大なクマ。

牛は、牛のパドックや住宅から、およそ200メートルほどしか離れていない場所で死んでいるのが見つかった。

北海道・標茶町の牧場。
11日、牛を襲ったのは、その大きさと被害の多さから、特別な名前がつけられたクマ「OSO(おそ)18」の可能性がある。

2019年に撮影された、OSO18とみられるクマ。

奥のおりの大きさに匹敵するほどの巨体で、推定体重は、300kgから350kg。
OSO18の名前は、前足の横幅が18cmにもなることから名づけられた。

OSO18は、標茶町だけで、2021年までに48頭もの牛を襲っている。

今回襲われた牛は、腹部がえぐり取られた状態で見つかり、付近には、巨大な足跡が残されていた。

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https://www.fnn.jp/articles/-/388277