アメリカのストーンヘンジ「ジョージア・ガイドストーン」何者かによって爆破され、その後解体される
ある者はアメリカのストーンヘンジと呼び、保守的なキリスト教徒はそれを悪魔と呼ぶ、ジョージア州にあるモニュメント「ジョージア・ガイドストーン」が7月6日、何者かによって爆破され、解体を余儀なくされた。
破壊には起爆装置が使用されたことを捜査局は発表しているが、現在も未だ犯人は逮捕されていない。
アメリカのストーンヘンジ「ジョージア・ガイドストーン」「ジョージア・ガイドストーン」は、1979年6月、R.C.クリスチャンを名乗る人物によって建設がすすめられ、1980年3月にジョージア州エルバート郡の最も高い地点に建てられたモニュメントである。
6枚の花崗岩で出来ており、1枚の石板を4枚の石板がとり込むような形で並び、その上に1枚がキャップストーンとして置かれている。
これらの配置は天文学的な意味を持つそうで、4枚の石板には「10のガイドライン」が8つの現代語で刻まれている。キャップストーンには、4つの古代言語文字(アッカド語、古代ギリシャ語、サンスクリット、ヒエログリフ)で短いメッセージが刻まれている。
6枚の石板の合計重量は10万7840キログラムで、「アメリカのストーンヘンジ」とも呼ばれている。
だが、建造の意図が不明であり、石板に刻まれた「10のガイドライン」には不穏な文面が並んでいる為、フリーメイソンや薔薇十字団やフリーメイソンなどの秘密結社との関連性を疑う者や、人口管理を行おうとしている邪悪な勢力が建てたと考える者もいて、様々な陰謀論が流れ、保守的なキリスト教徒からは悪魔のモニュメントと呼ばれている。
何者かによって爆弾が仕掛けられ石板の一部が破損その「ジョージア・ガイドストーン」の4つの石板の1つが7月6日午前4時頃、何者かによって起爆装置により爆破されたと、ジョージア州捜査局が伝えた。
ジョージア・ガイドストーン周辺には警察に直結している監視カメラが設置されてあり、1つの石板を吹き飛ばす爆発の様子を監視カメラが捉えていた。
更に安全上の懸念から、ジョージア・ストーンはすべて解体されたという。
タイムカプセルは発見されたのか?ジョージア・ストーンは、いわくつきの名所として年間およそ2万人が訪問していたという。
また、石板の下にはタイムカプセルが埋設されていることが記されているが、カプセルの埋設日および開封する日付の部分は、文字が刻まれず余白として残されていた。
エルバート郡道路局の職員は、タイムカプセルが埋まっているとされている1.5m下まで掘削機を使用し掘り下げてみたが、なにも発見されなかったという。
いずれにせよ州当局は、誰が破壊したのかを調査すべく、直後に現場を離れる銀色のセダンの映像を公開した。
爆発は、派遣された爆弾処理班によって対処したと述べているが、未だ犯人逮捕には至っておらず、情報提供を呼びかけている。
https://www.excite.co.jp/news/article/Karapaia_52314240/