「今年の上りガツオは、脂が結構乗ってて下りガツオみたいな感じ。水温の関係か何かわからないけど。やがてこの黒潮牧場(土佐湾の漁場)にも寄り付かなくなるのかと、そんな危機感があることもある」と、中城さんは心配する。

1917年創業の高知市の土佐料理店「司」の伊藤範昭総調理長(57)も、初ガツオ(上りガツオ)の時期にこれほど脂の乗ったカツオは見たことがなかった。

「カツオ以外の魚でも前は取れていたのにいなくなったり、近海であれば、高知県特有のチャンバラ貝も全くいなくなった。海とか気候の変化でいなくなっていくのではないでしょうか」

https://jp.reuters.com/article/climate-change-japan-sushi-idJPKBN2OQ0K2
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