https://shiaoyama.com/essay/detail.php?id=4287

▼公開情報であるこのブログにて言える範囲で記します。

▼比較的、最近の出来事です。
 参院選に向けて、自由民主党の公認作業などが進んでいた時期でした。

 良心的な議員がわたしにこう語りました。
「所属する派閥の長から ( 旧 ) 統一教会の選挙の支援を受けるようにと指示されたが、断った。そのため派閥の長は、その分の票を別の議員に割り振ったようだ」
 そこで、この派閥の長を訪ねました。
 わたしは完全に無派閥ですから、アポイントメントの申し入れさえ受けていただければ、どの派閥の長にも自由に、利害関係なくお話しすることができます。

▼わたしがこの派閥の長に、事実関係を問うたところ、「各業界団体の票だけでは足りない議員については、 ( 旧 ) 統一教会が認めてくれれば、その票を割り振ることがある」との率直な答えがありました。
 わたしは「この宗教団体の支援を、すくなくとも一般の有権者が知らない、明らかにされていないのは問題です」と指摘し、「見直すべきです」と具体例を挙げて諫言しましたが、派閥の長は具体的には答えませんでした。

 この派閥の長は、わたしがいかなる団体の支援も決して受けないこと、それは選挙の時も選挙でないときも一貫していること、ふだんからいかなる献金も受けず、政治資金集めパーティを開かないこと、後援会もつくらない、後援会長を置かないこと、地元もつくらないことを、ご存じです。
「そういうふうにやってる議員は、まだ、あなたひとりだ。みんな、業界団体を付ける。しかし業界団体の票だけでは届かない議員は、別の手段も考える。選挙が意外に弱い候補者が多いからね」と仰いました。
 やむを得ないとは、最後まで仰いませんでしたが、趣旨としてはそういう趣旨だと考えます。

 わたしは「選挙のあり方を変えないと、国会議員が変わらず、国会議員が変わらないから、日本が同じところをぐるぐる回って、新産業が勃興せず、賃金も上がらないのです」と反論しました。
 その後に参院選の遊説で述べた内容と、同じですね。

▼それから暫くして、手紙が届きました。