長野県警飯田署は17日、南アルプス・聖岳(標高3013メートル)で、
今月9日に入山して行方不明になっていた長野県飯田市、公務員の男性(60)が自力で下山したと発表した。

 男性は、1泊2日の予定で単独入山したまま下山せず、連絡が取れなくなり、県警山岳遭難救助隊や同署のパトロール隊などが捜索を続けていた。

 同署によると、男性は道に迷い、手持ちの食料や野草を食べて約1週間を山中で過ごした。16日午後10時頃に下山して、
職場の同僚に連絡。同僚が消防に救助要請して飯田市内の病院に搬送されたが、けがはなかったという。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20220717-OYT1T50153/