【まず時代背景】
1.半島北部で戦争[125-169]
>『魏志東夷伝』
「順帝・桓帝の間に高句麗が遼東へ進攻。途中で帯方県(平壌あたり)知事を殺し、略奪行為を働くも169年に漢帝国から本軍が派遣され、高句麗王伯固は降伏する」
2.半島南部が大荒れ[146-189]
>『魏志東夷伝』
「訳)桓帝・霊帝の末、韓・濊(扶余毛民族)は彊盛となって郡県では制御できなくなった。」
3.天日槍(延鳥郎)が157年に渡来
>『三国遺事』「延鳥郎・細鳥女」
実際に158年7月13日、朝鮮半島で皆既日食起きてるからこの話(後の岩戸隠れのモチーフ)は信憑性結構高い
https://i.imgur.com/mqYtESd.jpg
4.上陸した天日槍が伊和大神(大国主=先住在地豪族の暗示)と大いに争う[157-?]
>『播磨国風土記』
延鳥郎の渡来時期(157年)は、後漢書の「桓帝・霊帝の間、倭国は大いに乱れ互いに攻め合い、何年も主がいなかった。」の
桓帝・霊帝[146-189]と一致
大乱の時期は[157年-189年]に確定
5.実在可能性のある最古の天皇、御間城入彦(崇神)の没年を戊寅年から258年と推定。
かつ、後の天皇の登場年と外国史書の年号から比定、逆算し在位年数を約20年と推定。即位238~崩御258年
https://toyokeizai.net/articles/-/598665