マイナスをプラスに! 4段階で使い分けたいビジネスお詫びメール

「わびる」の項目では、謝りたい気持ちの強さを「謝り度」と名づけ、文例ごとに0~4段階で表します。
状況によって謝罪の勢い、深さには差があります。

自分のミスをわびる

こちらになにがしかの落ち度があったときに使うフレーズです。「謝り度」は2に上がります。

してしまったこと+「申し訳ございません」
▶モニター不調の件では、私の不手際でご迷惑をおかけいたしました。まことに申し訳ございません

感謝のニュアンスがある謝罪として、カジュアルにも使える「申し訳ございません」ですが、
ここでの「申し訳ございません」はいよいよ本気です。

こちらがミスをしてしまったことを示し、何について謝っているのかを明らかにします。
その上で謝ると、謝罪の意図が伝わります。

▶おわび申し上げます
▶何とぞお許しください(どうかお許しください)

「お許しください」は、そのままで使うとややぶっきらぼうな印象が出てしまいます。
そこで「何とぞ」(「何卒」とも表記)をつけるのがポイントです。より柔らかい表現の「どうかお許しください」も使えます。

▶ご迷惑をおかけしております

文例では「ご迷惑をおかけいたしました」と過去形に しましたが、
「~おかけしております」と現在形にすれば、まさに渦中にある件をわびることができます。

「ご迷惑」は便利なワードです。もしかしたら、
こちらは悪くないかもしれない、でも悪いかもしれない、今のところはまだ分からない―。
そんなシーンでも、相手が疑っている時点で迷惑をかけています。
その迷惑はちゃんと認識しています、と伝えることで関係がスムーズになります。

使い慣れておくと、役立つ機会が多いはずです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6dff424d09d444eb707d1b42af880424a66751cd