元厚労省医系技官の木村もりよ氏が30日、ABCテレビ「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」(土曜前9・30)に生出演。感染が拡大している新型コロナウイルスについて、感染症法上の扱いを現在の2類相当から5類に引き下げるべきと訴えた。

 木村氏は「5類にすれば医療従事者も他の国民もハッピー」と記したパネルを持って登場。「コロナは明らかに最初から風邪のウイルスです。今や通常の風邪になりつつある」と述べた上で、「医療従事者がみんな濃厚接触者になる」ことが問題だと訴えた。

 さらに木村氏は、5類にするメリットについて、「医療従事者が必要以上に欠勤することがなくなって、医療体制を立て直せる」「どの病院でも診察できるので、コロナ病床の10倍以上ある一般病床を遣えるようになって、受け入れ先がすぐに見つかる」と主張。最後には「5類にする必要もないと思います。海外の事例を見れば、通常の感染症法から外してもいいぐらい。普通の病気にすればいいわけです」と力説した。https://news.yahoo.co.jp/articles/ee035bbd543ae62784191c98b1976df9098e4e3f