“伝説の喧嘩師”が語る人助けの歴史が規格外 火の海から生存者救出「体が蒸発するかと」
https://news.yahoo.co.jp/articles/2c8d302bb4e7d970cd93ebc1a6cc206ef0f23809

思春期になると道を外したり、やんちゃしてしまうのはどの時代にもあること。
しかし、この男は異色の存在として恐れられた。ターゲットはなんと暴走族。
夜な夜な、ボロボロの原付に乗って集団を追いかけ回し、暴走族はその姿を見るだけで逃げ出したという。
数々の破天荒エピソードと腕っぷしが語り継がれ、やがて故安倍晋三元首相の護衛役も担当した。
ナイフを持った強盗を捕まえたり、火の海に突入して生存者を救出したことも。
現在は天満警察署と大阪市の要請で、北新地のパトロールも行うなど、奉仕活動に従事している。
孤高の喧嘩師・アンディ南野に聞く「伝説」の真相――。
全4回のうち3回目。(取材・構成=水沼一夫)

2019年、選挙の際に、大阪で安倍元首相の警護を務めました。
公式のSPもいましたが、地元の情報に詳しい人を探しているということで、僕に声がかかりました。
ジムの格闘家を集めてスーツを着てもらい、僕は安倍さんの選挙カーを中心に、
警備員の配置決めなども担当しました。
聴衆とは距離を取って柵で近づけないようにしました。

若いときから暴れる側のほうにいた僕が、なぜか今はどちらかといったら街を見守ったり、
空気を良くしたりという役割が増えています。
なんでこっちの側になったのか、まだ自分でも不思議でしょうがないです。