安倍元首相の追悼演説 じ民が秋以降に先送りする方針固める

参議院選挙の応援演説中に銃撃を受けて亡くなった安倍元総理大臣について、じ民党は、
来月3日に召集される臨時国会で追悼演説を行いたいとしていて、遺族の意向も踏まえ、甘利前幹事長が行う方向で調整を進めていました。
しかし、28日に開かれた衆議院議院運営委員会の理事会では、与党側が、来月5日の本会議で追悼演説を行いたいと提案したのに対し、
野党側からは、安倍氏の「国葬」について議論をするのが先だという主張や、
じ民党以外の党の議員が行うべきだといった意見が出され、折り合いがつきませんでした。

こうしたことなどを踏まえ、じ民党は、幹部らが対応を検討した結果、演説の性格上、静かな環境で行うことが望ましいとして、
来月の国会では追悼演説を行わず、秋に再び召集される臨時国会以降に、先送りする方針を固めました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220728/k10013741141000.html