衆参議長が安倍氏へ弔詞

 衆参両院議長は5日の本会議で、銃撃され死去した安倍晋三元首相への弔詞をそれぞれ朗読した。細田博之衆院議長は「世界の平和と繁栄に力を致し、国民生活の充実とわが国の国際的地位の向上に貢献された。その功績は誠に偉大だ」とたたえた。尾辻秀久参院議長は「憲政史上最も長きにわたり首相の職責を務め、民主政治発展のため力を尽くされた」として哀悼の意を表明した。

 細田氏は「経済の成長および行財政と教育の改革、災害からの復興に心魂を傾けた」と安倍氏の業績を挙げた。

 衆参両院では現職議員らが死去した際、議長が本会議で弔詞をささげるのが慣例となっている。

https://jp.reuters.com/article/idJP2022080501001013