参院議員のガーシー(東谷義和)をめぐり、国会が騒然となっている。

 現在ドバイに滞在中で、予告通り、3日の臨時国会を欠席。事前に海外渡航届を提出していたものの、参院議院運営委員会は帰国日が記載されていないことで全会一致で海外滞在を認めなかった。

 これに激怒したガーシーは動画で「全一で許さないって、イジメやであんなの」と批判。その上で「もちろん登院はしたいですよ。日本にも帰りたいし、みんなとも会いたいし、親とも会いたいし、被害者の方にも謝りたい。いろいろな気持ちで1回、日本には戻りたいが、200%の保証がないと帰らない」と逮捕リスクがある以上は帰国しないと主張した。ガーシーは国会議員の暴露ネタ投下も匂わせている。

 そんななか、帰国の是非をめぐってガーシーの著書「死なばもろとも」を手掛けた編集者の箕輪厚介氏は同日、ツイッターで「日本は内部からは変わらない。黒船や外圧からしか変わらないからガーシーは帰ってこなくていい」と持論を展開。同書は初版5万部で、異例のヒットを見せている。

 一方、この箕輪氏の主張にリツイートしたのが、実業家のひろゆき氏。「TwitterとYouTubeがBANされると、黒船にも外圧にもなれないという脆弱さ」と皮肉った。

 登録者100万人超を誇ったガーシーのユーチューブチャンネルはすでにBAN(削除)され、ガーシーはアノ手この手で〝復活〟を試みているが、運営側から警戒されているため、新規動画をアップしてもすぐにBANされる状況となっている。ひろゆき氏は発信力が低下している以上、外圧にはなりえないという理論だ。

 とにもかくにもお騒がせなガーシー。今後も目が離せない。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ecf082704813a072f9d902759bdcae4522a43405