2022年8月8日 17時7分

産経新聞

安倍晋三元首相の銃撃事件で、逮捕された山上徹也容疑者(41)=殺人容疑で送検、鑑定留置中=が「(事件を起こし)伯父や妹に申し訳ない」という趣旨の話をしていることが、関係者への取材で分かった。

 一方、旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)へ多額の献金を重ね、一家が困窮する原因となった母親に対しては、謝罪の言葉は確認されていない。

「息子が大変な事件を起こした。家庭連合に申し訳ない」。山上容疑者の逮捕後、妹とともに伯父(77)のもとに身を寄せた母親は、捜査当局の事情聴取にそう口にしたという。

伯父によると、母親が入信したのは平成3年ごろ。2千万円、3千万円、さらに1千万円と高額の献金を重ねていった。原資は、自殺した山上容疑者の父親の生命保険金。山上容疑者はこの時期について、ツイッターに《オレが14歳の時、家族は破綻を迎えた》と投稿していた。

https://news.livedoor.com/article/detail/22642201/