国連経済社会局人口部が発表した『世界人口推計2019年版:要旨』は、世界人口のパターンと見通しを包括的に概観した報告書です。調査結果は、世界人口が今世紀末頃、ほぼ110億人でピークに達する可能性があると結論づけています。

報告書はまた、平均寿命の延びと少子化によって、世界人口の高齢化が進んでいることと、人口が減少している国の数が増えていることも確認しています。その結果として生じる世界人口の規模、構成、分布の変化は、経済的な豊かさと社会的福祉を改善しながら、環境を守るため、世界が合意したターゲットを盛り込んだ持続可能な開発目標(SDGs)の達成に大きく影響します。https://www.unic.or.jp/news_press/info/33789/